スタートアップ、新規事業の失敗要因
思い入れのある事業が失敗するのは誰でも避けたいもの。
良くある失敗要因をまとめることにしました。
逆にいうと、これらを避けることで成功確率を上げることができます。
1.顧客のニーズあるいはウォンツを見誤ること
予めニーズやウォンツの仮説を持つことは当然かと思います。
しかし、その仮説の検証を十分にはせず進めていくことはとても危険です。
この仮説の検証に関する手法はありますが、長くなるので別の記事にします。
2.競合相手を見落とすこと
競合がないブルーオーシャンですというのは簡単ですが、実は競合は存在していて、負けてしまうというのはよくあること。
アントレプレナーはあまり競合に意識が向かないからがむしゃらに頑張れるのは事実ですが、それゆえに失敗すると言われています。
投資家や決済者に良く見せるためにブルーオーシャンと言い切るのは作戦のうちですが、きちんと分析して、戦略を組み立てることが必要です。
3.財務会計知識の欠如
そろばんができることはとても大事です。
いわゆる黒字倒産を避けるためにキャッシュフローの理解をしないといけません。
また、財務戦略上、どういう資金調達手段を用いるかや投資を受ける際の契約書の条文で論点を押さえとかないと経営権を失いかねません。
以上が失敗のメジャーなポイントです。
それぞれのポイントについて深掘りは今後していきます。